リンカン大聖堂

スコーンを食べてお腹いっぱいになったので、お散歩がてら大聖堂をぶらりと見学に行きました。車での移動中に丘の上のおっきな建物が見えたのが気になってたんです。それがこのリンカン大聖堂だったんですね~。

リンカン大聖堂は1095年に最初の聖堂が完成したのですが、その後火事や地震で崩れてしまい1185年に起こった地震を機に大幅に立て直され現在のような形になったそうです。当時は世界一の高さの建造物で1549年までその記録は塗り替えられなかったそうですよ。

ゴシック様式の外観に圧倒されつつ、少し緊張しながら中へ入りました。

中に入った瞬間、息をのむ美しさ!とはこのこと。厳かな雰囲気が建物中に感じられます。目の前には大きいという表現では足りないほどの大きなステンドグラス。うす暗い大聖堂に様々な色を纏った柔らかな光が射し込んでいます。

リンカン大聖堂のステンドグラスは、物語になっているのだそうです。この時に知っていたらもっとちゃんと見たのにな~

学生たちもたくさん見学に来ていました。社会科見学的なことかな。

人の大きさと見比べてみると、改めてどれだけ大きい建物なのかわかりますね。上のシャンデリアだけでも相当な大きさがあります。これが1世紀近くも前に造られたと思うと、どうやって?どの部分から?アーチはどのようにして?などといろいろと考えてしまいます。

本堂のほかにも翼廊やいくつもの礼拝堂があります。

翼廊を歩いていると、向こうから若いカップルが歩いてきました。私たちの方を見てニッコリしてきたのでニッコリ返し。そうすると「日本人ですか?」と男性の方がなかなか流暢な日本語で話しかけてきました。「はい、そうです」と答えると、とっても嬉しそうに「私は日本に住んでいました。とても懐かしいです。5年前に東京で英語を教えていました」などと、いろんなことを話してくれました。どこから来たの?と聞かれたけれど、三重県て絶対通じないよな~と考えつつ、一応、三重県というところと伝え、大阪や京都に近いよ。と説明したらなんとなーくわかってくれたようでした。

日本人と会ってとても嬉しい!日本語が話せて嬉しい!!と、とても喜んでくれて私たちもとっても嬉しい気持ちになれました。