終わりが見えてきました

買い付けも終盤に差し掛かり、そろそろ終わりが近づいてきました。

この日も朝からとっても寒い日となりました。

たくさんのディーラーたちが車を並べ店を出しています。前の日にどんなに収穫がなくても、毎朝、1日の始まりは今日はどんなものに出会えるかな~。とワクワクと期待感が高まります。

今日もそんな期待を膨らませながらフェアへ!

可愛い椅子たちに出逢えました。日本に連れて帰った子たちが珍しく写真に収められていました。

ここでは他にも食器やデスクなどたくさんのアイテムを買い付けることができ、良い1日のスタートです。

商品のピックアップを終えたところで雨がしとしと降り始め、さらにグンと冷え込んできました。

落ち葉と緑と向こうには羊、そして大きな木にはヤドリギがたくさん。

癒しでしかないです。

車の中からふと横を見たら広ーい原っぱのようなところに人が何人も見えます。ん?あれは何?とよく見てみると、ストーンヘンジではあ~りませんか!

世界遺産を思わぬタイミングで遠くからでも見ることができて、めっちゃラッキー!

有名なグラストンベリーのフェスが開催されるのはこの近くなのかな~とか思いながら、グラストンベリー・トーの近くのホテルに一泊。

その写真も撮ったはずなのに、こっちの↓ホートンの塔の写真しか見つからずでした。

今回の買い付けは3週間という長めのスケジュールを組み臨みました。ヒースロー空港から、北へ南へ東へ西へと毎日のように移動しながら色んな町を訪れることができそれに伴い書ききれていない様々な経験もできました。

長時間の移動と買い付けの日々で、途中、思うように出逢いがないときは心折れそうにもなったりして、どんより曇のイギリスの空がそれを一層どんよりな気持ちにさせたりもしましたが、この買い付けも無事終えることができそうです。

そんな風に思いにふけってホテルでふとテレビをつけてみると、物々しい映像が目に飛び込んできました。

ニュースで流れていたのはパリのサンドニで起きたテロでした。

ここはイギリス、日本より近い場所にあるフランスのニュースはその時の私たちにとって、より身近な事件であり、他人ごとではありません。

詳しいことはよくわからないまま呆然とニュースを眺め、ただ不安な気持ちが募ります。

次の日、買い付け最終日は荷物を預けたり色々なことを片付け、町はいつもと変わりない様子でこの日を終え、帰国当日空港に行くと到着時にはいなかった軍隊の方があちこちで厳重に警備しています。

その他は特に厳しくなったりと言ことはなく無事に搭乗して帰国することができ、最後までいろんなことが毎日のようにありながらも今回の買い付けを終えることができました。