春の買い付け

今回は、はじめて子連れでの買い付け旅。

いつもは母に預けて、おばあちゃんとお留守番をしている子供たち。でも今回は思い切って一緒に連れて行くことにしました。

子供たちにとっては、親が「買い付けに行く」と言っても、いったい何のことやら?遠い国に親だけが行ってしまうことへの寂しさや不安。小さな胸の中に、そんな気持ちが少しはあるんじゃないかな…….とずっと気になっていました。

この仕事を始めて数年。少しずつ大きくなってきた子供たちに「こんな仕事をしてるんだよ」と実際に見せたいという思いも重なって、今回は一緒に旅する決心をしました。

そして今回が、子どもたちにとって人生初の飛行機!普段から電車にもあまり乗らない生活なので飛行機はもう大冒険。お菓子を抱えてモニター操作もチャチャっとこなす姿に「今どきの子だな」などと感心してしまったり。

ビューンと一気にフランスへ…と行きたいところでしたが、今回は乗り継ぎありのルート。子供たちが退屈しないよう映画チャンネルの豊富な航空会社を選んだのも作戦のひとつ。

途中、ドバイの空港でトランジット。その合間に夫と子どもたちはシェイクシャックでバーガーセットを食べました。私はお腹がいっぱいだったのでドリンクだけ。フランスのレート感覚しか頭になかったせいで、ドバイのディルハムの感覚が全くなく…

お店を出てから「えっ、7000円!?高っ!!」と、思わず声が出そうに(笑)旅先ではこういうこともありますね。これもきっと後で笑える思い出。

違う国の空気を少し感じられる乗り継ぎ時間も、こどもたちにとっては特別な体験になったはず。

3時間ほど空港で過ごし、いざフランスへ。

子供たちと一緒に見る、初めての景色と買い付けの旅が始まります。