早朝、まだ暗いうちから動き始めます。
朝起きて、窓の外を見るとまだ真っ暗です。
日本での日常は、決して都会ではない町で生活をしているのでパリに来るとやっぱり気が引き締まります。
都会というだけでもいつもより気持ちが忙しなくなるというのに、パリとなると日本とは当たり前に違うことがたくさん、そして今回泊まった場所は昨年テロがあったところからさほど遠くはない場所。
どこにいてもそんなことが起きてもおかしくはないけれど、暗がりの街を出かけるのはやっぱり緊張します。
たまに現地の方にも避けられることもあるほどの、強面のガードがいてもピリッとした気持ちを忘れずに出かけましょう。
蚤の市が開かれる場所に到着したのですが、ほとんどお店が出ていません。もしや急遽中止とか?
とりあえず、時間つぶしにすぐ近くにあったパン屋さんへ。すでにたっくさんのパンが並んでいます。中では忙しそうに何人かの職人が働いています。
この時、まだメリメロ(ルアンが併設しているケーキ屋)ではパンを焼いていた時代でした。
注文したパンをマダムが入れてくれている間に「僕もパンを焼いてるよ」と話すと、マダムは手を動かしながら、お店に出てきた一人の職人にそう伝えながらうちのパンはおいしいのよ。と自慢げに話すマダムを見て、その職人は苦笑い(*´∀`)
朝の忙しい時間の中で笑顔で話してくれてとても和やかなひと時となりました。
フランスのパン屋さんはだいたい同じような種類のものが並んでいます。日本のようにお店によって色んなバリエーションのパンがあるってことはまあないです。私はそれで満足ですけどね。
フランスでいつも選ぶのはたいていパンオショコラとショーソンオポム。お店によって中に入っているチョコレートがビターだったり甘さ強めだったり、デニッシュの食感も様々。ここのが好み!っていうのを見つけるとテンション上がります。
ちなみにここのお店ではパンショコラとショーソンオポム、シュケットとカフェクレームを買いました。味は普通(´∀`)
写真の端っこにも少し写っていますが、フランスのパン屋さんはガトーも一緒に売っているのですが、おいしそーに並んでいるのでどうしても誘惑に負けて買ってしまう時があります。が後悔すること多し。
なぜならば、フレーバー使ってるところ結構多いです。平気な方は気ならないと思いますが、私はこのフレーバーの独特な風味がとっても苦手で一口食べたらテンションダダ下がりしてしまします。
これはフランスだけではなく日本でも同じで、フレーバーを使っているケーキは気分が悪くなってしまうので食べられません。
皆さんもフレーバー苦手な方はお気を付けくださいね。